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リスク工学研究会(Risk Engineering Research Meeting:RERM)

趣旨

近年,個人・企業等の自然災害のリスクおよび社会リスクに対する関心は高くなってきている. 地球規模での高度情報化が進み,社会システムも複雑化する一方で,ひとつの事象を限定的な分野内で把握し,問題点を解決することは年々難しくなっている. リスク評価の難しさは,社会の複雑化と密接に関連しており,リスクに対する関心の高まりは,昨今の複雑かつグローバルな社会事象を反映していると思われる. そのような背景の中で,電子情報,機能工学,社会工学という「リスク」をキーワードとして集まった,異なる分野の研究者により構成されるリスク工学専攻には,これらのニーズに応えるポテンシャルがあると考えられる. しかし,そのためには抽象的なレベルでの議論ではなく,具体的な構想を練らねばならない. それには次の二点が必要であると考える. ひとつは,各構成員がリスク工学に適した研究をしっかりと進めていくことであり, もうひとつはこれらの各研究を可能な範囲で連携していきリスク工学専攻内での共同研究プロジェクトとして立ち上げることである. それらが集まった時に自ずとリスク工学専攻としてのユニークな将来構想が見えてくる.

2017年度開催RERM

NEW 第158回リスク工学研究会
講演日時 2017年6月19日(月)18:30〜19:30
場所 筑波大学総合研究棟B-0110公開講義室
講演者 木野 泰伸 氏(筑波大学ビジネスサイエンス系 准教授)
講演題目 プロジェクト・リスクマネジメント
講演概要 企業活動をとりまく環境は常に変化している。例えば、技術革新やニーズの変化である。それらの変化に対応するため、企業は、新製品開発や新サービス開発のためのロジェクトを立ち上げる。しかしながら、プロジェクトには予期せぬ事態、すなわちリスクが多数存在し、予定通りに進むとは限らない。そこで、リスクに適切に対応し、プロジェクトを予定通り成功させることが重要となる。本講演では、プロジェクトに存在するリスクと、それらに対応するための方法論や考え方を紹介する。
企画担当・司会 片岸 一起(システム情報系 准教授:リスク工学専攻担当)
問い合わせ先 2017年度RERM担当 片岸 一起(katagisi"at"cc.tsukuba.ac.jp)

第157回リスク工学研究会
講演日時 2017年6月12日(月)18:30〜19:30
場所 筑波大学総合研究棟B-0110公開講義室
講演者 猪俣 敦夫 氏(東京電機大学未来科学部情報メディア学科 教授)
講演題目 暗号とハードウェアセキュリティ
講演概要 暗号の安全性は復号にかかる計算量の困難性に基づいているが、本講義では共通鍵暗号及び公開鍵暗号の理論的な仕組みを学ぶとともに、暗号がどのように弱くなっていくかについて暗号危殆化の問題について言及する。さらに、共通鍵暗号と公開鍵暗号の回路設計について学ぶとともに、その弱点についても検討を行う。具体的には、暗号回路で実行される処理中に発生する副次的(サイドチャネル)な情報を取得し、それらの信号にどのような情報が埋め込まれていたかを観測し、実際に暗号解読を試みる。
企画担当・司会 面 和成(システム情報系 准教授:リスク工学専攻担当)
問い合わせ先 2017年度RERM担当 片岸 一起(katagisi"at"cc.tsukuba.ac.jp)

第156回リスク工学研究会
講演日時 2017年6月5日(月)18:30〜19:30
場所 筑波大学総合研究棟B-0110公開講義室
講演者 津田 和彦 氏(筑波大学ビジネスサイエンス系 教授)
講演題目 自然言語処理とリスクマネジメント
講演概要 言葉は,火・道具と共に人間が他の動物の異なる特徴の1つである. その言葉も,人工知能の1つである自然言語処理技術の発達と共に徐々に コンピュータで処理できるようになってきた.日本人にとって最も身近な 自然言語処理技術は,かな漢字変換,文書校正機能,機械翻訳であろう. しかし,自然言語処理は,それ以外にも多くの場面で利用されている. ここでは,その利用例とリスクについて紹介する.
企画担当・司会 片岸 一起(システム情報系 准教授:リスク工学専攻担当)
問い合わせ先 2017年度RERM担当 片岸 一起(katagisi"at"cc.tsukuba.ac.jp)

第155回リスク工学研究会
講演日時 2017年5月22日(月)18:15〜19:15
場所 筑波大学総合研究棟B-0110公開講義室
講演者 織茂 昌之 氏(筑波大学 情報セキュリティリスク管理室 室長 教授)
講演題目 情報セキュリティへのリスクベースアプローチの視点
講演概要 情報漏洩など情報セキュリティの問題がニュースを賑わしている。また、国は2020年オリンピック・パラリンピックも見据え情報セキュリティに対する施策を進めている。一方、情報セキュリティに関する国際標準が種々策定されており、国等の情報セキュリティ施策の一つのベースとなっている。そこでは情報セキュリティ上のリスクから対策を考えるというリスクベースのアプローチが基本となっている。本講演では、このような国際標準をもとに、そもそものリスクマネジメントの原則、組織の情報セキュリティマネジメント、製品やシステムのセキュリティ保証について、その視点や考え方を紹介する。
企画担当・司会 片岸 一起(システム情報系 准教授:リスク工学専攻担当)
問い合わせ先 2017年度RERM担当 片岸 一起(katagisi"at"cc.tsukuba.ac.jp)

過去のRERM

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