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リスク工学研究会(Risk Engineering Research Meeting:RERM)

2011年度開催RERM

第95回リスク工学研究会(革新的研究プログラム講演会「電気自動車の未来」)

講演日時 2012年1月19日(木)16:30〜18:30
場所 筑波大学総合研究棟B0110公開講義室
16:30〜17:30  講演1
講演者 土屋 依子氏(電力中央研究所社会経済研究所  経済・社会システム領域協力研究員)
田頭 直人氏(電力中央研究所社会経済研究所  経済・社会システム領域上席研究員)
講演題目 電気自動車の普及可能性について
講演概要 運輸部門の二酸化炭素削減策として期待される電気自動車の普及可能性に関する調査・分析結果を報告する。前半では,1970年代から現在に至るまでの電気 自動車普及政策の変遷と普及動向について,後半では,2011年1月に実施したクルマの利用実態等に関するアンケート調査データをもとに,電気自動車の航 続距離の短さがどの程度普及の阻害要因となるかを検証した結果について、報告する.最後に,電力中央研究所の電気自動車関連の研究動向について紹介する。
17:30〜18:30  講演2
講演者 近藤 美則 氏  (国立環境研究所地域環境研究センター 都市大気環境研究室主任研究員・筑波大学連携大学院教授)
講演題目 電気自動車の現実。確実なことと不安定なこと。
講演概要 環境研では10数年前まで、小型高性能電気自動車の開発を行っていた。当時の主開発者は、大学に転出し、今は自ら会社を設立して、全輪駆動電気自動車に関わる研究開発を続け、電動社会の到来を早めるべく、普及のための活動を行っている。一方、環境研では、その開発以降、電気自動車の開発は行っていないが、市販電気自動車の性能評価や普及の可能性等に関する研究を行ってきた。最近では、市販の電動原付バイクの性能調査をもとに、電動原付バイクを社会の中に浸透させるために必要な性能実証とインフラのあり方を研究している。本講演では、今社会でホットな話題である電気自動車とその周りの状況について、講演者の10数年の電気自動車の開発と評価に関わった経験から、私見を述べてみたい。
企画担当・司会  鈴木 勉(システム情報系社会工学域 教授:リスク工学専攻担当)
問い合わせ先  2011年度RERM担当 古川 宏(furukawa"at"risk.tsukuba.ac.jp)

第94回リスク工学研究会(学生企画)

講演日時 2011年11月7日(月)18:15〜19:15
場所 筑波大学総合研究棟B0110公開講義室
講演者 佐藤 隆雄 氏(独立行政法人 防災科学技術研究所)
講演題目 「東日本大震災における応急対応及び復旧・復興の問題点と課題」
講演概要 3月11日に発生した東日本大震災の被災地では、避難所の閉鎖が進み、応急仮設住宅への入居もほぼ終了した。各被災自治体においては、復興計画の策定に取り組んでいるところである。 本講演においては、岩手県の被害の状況、とりわけ大船渡市の実態について報告するとともに、初動期における応急対応の問題点と教訓、応急仮設住宅の建設と課題、防災科学技術研究所が取り組んできたGISを活用した罹災証明発行システムや瓦礫撤去システム、復興経過をアーカイブする定点観測システム等を紹介するとともに、復興にあたっての課題と視点及び事業制度等の提案について報告する。
企画担当・司会  山田 美由紀(リスク工学専攻 博士後期課程)
問い合わせ先  2011年度RERM担当 古川 宏(furukawa"at"risk.tsukuba.ac.jp)

第93回リスク工学研究会(学生企画)

講演日時 2011年10月31日(月)18:15〜19:15
場所 筑波大学総合研究棟B0110公開講義室
講演者 伊豆 哲也 氏(株式会社 富士通研究所)
講演題目 「暗号組み込み機器に対する攻撃事例の紹介と分析」
講演概要 セキュリティを確保する目的で、身の回りのさまざまな機器に暗号機能が組み込まれるようになっている。しかし、攻撃者側の解析手法が急速に進歩しており、不適切な実装が解析される事例が増えている。本講演では、暗号組み込み機器に対する攻撃事例を紹介するとともに、その分析を通じて、適切な対処法について考察する。
企画担当・司会  照屋唯紀(リスク工学専攻 博士後期課程)
問い合わせ先  2011年度RERM担当 古川 宏(furukawa"at"risk.tsukuba.ac.jp)

第92回リスク工学研究会(学生企画)

講演日時 2011年10月24日(月)18:15〜19:15
場所 筑波大学総合研究棟B0110公開講義室
講演者 村上 朋子 氏(財団法人日本エネルギー経済研究所 グループマネージャー 研究主幹)
講演題目 「福島事故後の主要国の原子力開発動向と原子力産業の展望」
講演概要 原子力を重要かつ必須のエネルギーと位置付けている国においては、福島第一原子力発電所事故後も原子力開発を重視する基本方針は維持されており、 原子力開発に関してもともと慎重な姿勢を見せてきた国においては脱原子力の傾向が見られる。原子力選択の主要因は各国のエネルギー選択肢の有無・ 経済状況であり、各国の原子力事業の動向もその市場動向と密接に関連していることから、基本的に事故前から大きな変化は見られない。
企画担当・司会  江藤 諒(リスク工学専攻 博士後期課程)
問い合わせ先  2011年度RERM担当 古川 宏(furukawa"at"risk.tsukuba.ac.jp)

第91回リスク工学研究会(学生企画)

講演日時 2011年10月17日(月)18:15〜19:15
場所 筑波大学総合研究棟B0110公開講義室
講演者 肱岡 靖明 氏(国立環境研究所 社会環境システム研究センター 持続可能社会システム研究室 主任研究員)
講演題目 「温暖化の影響を考える」
講演概要 温暖化による影響は、世界の様々な場所で顕在化しており、今後、温暖化対策を行わなかった場合の将来への被害はきわめて大きなものとなると予想されている。したがって,温室効果ガスの排出削減を行う緩和と悪影響に備える適応両面からの温暖化対策の緊急性・必要性についてはもはや疑うべくもなく,国際,政府,自治体の各レベルにおいて低炭素社会・温暖化適応社会の形成が重要課題として挙げられている.本講演では,特に温暖化の影響評価と適応策について最新の研究知見を紹介し,今後の展望について考察する.
企画担当・司会  桑田 智幸(リスク工学専攻 博士後期課程)
問い合わせ先  2011年度RERM担当 古川 宏(furukawa"at"risk.tsukuba.ac.jp)

第90回リスク工学研究会

講演日時 2011年9月22日(木)18:15〜19:15
場所 筑波大学総合研究棟B0110公開講義室
講演者 金岡 晃 氏(筑波大学大学院システム情報工学研究科 助教)
講演題目 「不正アクセス/サイバー攻撃の変遷とその対応」
講演概要 1990年代後半より確認され始めた不正アクセス/サイバー攻撃は、1つのインターネットサービスプロバイダが対処する攻撃は1日あたり数件発生しているというデータもあるなど、いまでは日常茶飯事のものとなっています。そして攻撃の目的は当初の自己顕示欲の充足から金銭・情報詐取・主義や主張するためと変わってきました。その変化はこの2-3年で急速に強く表れてきています。攻撃者は攻撃以外のより明確な目的を持つことで、攻撃は複合的かつ標的を絞ったものになり、対策を難しくしています。本講演ではこういった背景と近年の攻撃(Operation AuroraやStuxnet、ロッキード・マーティンへの攻撃、Night Dragonなど)をご紹介し、その対策についての検討もご紹介します。
企画担当・司会  金岡 晃(リスク工学専攻 助教)
問い合わせ先  2011年度RERM担当 古川 宏(furukawa"at"risk.tsukuba.ac.jp)

第89回リスク工学研究会

講演日時 2011年9月12日(月)18:15〜19:15
場所筑波大学総合研究棟B0110公開講義室
講演者塚田 幸広 氏
(国土交通省 国土技術政策総合研究所 道路研究部長)
講演題目「道路インフラのリスクを考える -大災害から得た教訓を活かす-」
講演概要  (1)道路インフラに関連するリスク
 (2)道路インフラの品質を守る
  -計画・調査・設計・工事のプロセスに潜むリスク-
   ・地盤リスク、設計ミス、手抜き工事への対応
 (3)道路インフラ管理・運用のプロセスに潜むリスク
   ・平時でのリスクと対応
   ・地震、台風、豪雪等自然災害事例
    (東日本大震災、平成22年豪雪での事例)
   ・交通事故、火災等人為的災害
 (4)道路リスク評価の実際と今後
   ・構造物からネットワークへの評価の展開
 (5)諸外国の道路インフラのリスク評価
 (6)リスクに挑む人材、地域コミュニティの醸成
企画担当・司会  谷口 綾子 (リスク工学専攻 講師)
問い合わせ先  2011年度RERM担当 古川 宏(furukawa"at"risk.tsukuba.ac.jp)

第88回リスク工学研究会

講演日時 2011年6月17日(金)17:00〜18:30
場所筑波大学総合研究棟B0112
講演者高橋 雅仁 氏((財)電力中央研究所経済社会研究所主任研究員)
講演題目「スマートグリッドとデマンドレスポンス―我が国における可能性と課題」
講演概要 「スマートグリッド」は低炭素社会を実現するエネルギーインフラとして注目され、日本・米国・欧州・中国・韓国など世界各国で研究開発が進められている。スマートグリッドの明確な定義はないが、情報通信技術(ICT)を利用して、電力系統だけでなく、太陽光発電などの分散型電源、スマートメータや電気自動車などの需要側機器から情報を収集・統合して、電力系統全体を効率よく、かつ高信頼度で運用する電力ネットワークシステムを意味する。「デマンドレスポンス」は、このスマートグリッドを構成するコンポーネントの1つであり、需要調整あるいは需要側の機器制御を電力系統の需給運用に参加させるシステムである。当所は、このような需給一体制御を含む日本型スマートグリッドについて研究している。本講演では、我が国で検討されているスマートグリッドやデマンドレスポンスの現状を紹介すると共に、今後の可能性と課題について述べる。
企画担当・司会 鈴木 勉 (リスク工学専攻 教授)
問い合わせ先  2011年度RERM担当 古川 宏(furukawa"at"risk.tsukuba.ac.jp)

第87回リスク工学研究会

講演日時 2011年6月27日(月)18:15〜19:15
場所筑波大学総合研究棟B0110公開講義室
講演者今井 弘 氏(KDDI株式会社 技術統括本部 技術企画本部 モバイル技術企画部 総括グループリーダー)
講演題目「災害時におけるKDDIの通信ネットワーク対応と重要通信の確保対策」
講演概要 大地震等の災害時における通信ネットワークの維持管理並びに通信の疎通確保は、電気通信事業者の使命である。KDDIは災害に備えた各種対策の拡充を図ると共に、災害発生時には通信の疎通と設備の早期復旧に努めている。本講演では、災害時の通信トラフィック状況や通信規制と災害時優先電話の仕組み、安否確認のための施策、重要通信・緊急通報確保のための対策等について紹介する。
企画担当・司会 片岸 一起 (リスク工学専攻 准教授)
問い合わせ先 2011年度RERM担当 古川 宏(furukawa"at"risk.tsukuba.ac.jp)

第86回リスク工学研究会

講演日時 2011年6月13日(月)18:15〜19:15
場所筑波大学総合研究棟B0110公開講義室
講演者伊藤 貴之 氏(お茶の水女子大学理学部情報科学科 教授)
講演題目「リスク判断のための情報可視化」
講演概要 情報可視化とは、コンピュータグラフィックスやユーザインタフェースなどの諸技術を活用して、身の回りの一般的な情報を可読性や視認性の高い形式で画面表示する技術の総称である。情報可視化は意思決定や報道などの目的において実用が期待されており、またリスク判断のツールとして利用できる側面もあると考えられる。本講演では、お茶の水女子大学における情報可視化の研究事例、特にリスク判断に関係ありそうな事例を中心に紹介する。例として、計算機ネットワーク不正侵入やクレジットカード不正利用の監視や分析、薬物と蛋白質の機能予測、原子力プラント故障時の計測情報、避難経路における人流計測結果、などに関する情報可視化を紹介する。
企画担当・司会 遠藤 靖典 (リスク工学専攻 准教授)
問い合わせ先 2011年度RERM担当 古川 宏(furukawa"at"risk.tsukuba.ac.jp)

第86回リスク工学研究会

講演日時 2011年5月30日(月)18:15〜19:15
場所筑波大学総合研究棟B0110公開講義室
講演者小野 浩 氏(本田技研工業株式会社 安全運転普及本部)
講演題目「ホンダの安全運転への取り組み」
講演概要   脳血管疾患や外傷で脳を損傷し、注意・遂行機能・記憶等々に障害を持たれた方(高次脳機能障害)が、退院後に車の運転復帰を考える際、明確な運転可否の判断基準は確立されていない状況です。地方では自動車は生活する上で必要であり、職業運転手は職業の変更を考慮しなければなりません。本講演ではリハビリテーション病院で見聞きした事をご紹介します。
企画担当・司会 伊藤 誠 (リスク工学専攻 准教授)
問い合わせ先 2011年度RERM担当 古川 宏(furukawa"at"risk.tsukuba.ac.jp)